上階の水漏れ後、カビのにおいが消えません
2026.06.10
上階の水漏れ後、カビのにおいが消えません
分譲マンションに住んでいます。
3ヶ月前、上階からの水漏れで天井と壁が濡れ、クロスの張り替え工事をしました。
工事費用は上階の方の保険で対応してもらえました。
ただ、その後も部屋にカビのようなにおいが残っています。
特に雨の日や湿気が多い日は、寝室に入ると気分が悪くなるほどです。
管理会社に相談しましたが、「見える範囲は修繕済みです」と言われました。
上階の方も「保険で直したので、これ以上は難しい」と言っています。
でも、壁の中や天井裏に水分が残っているのではないかと不安です。
小学生の子どもがぜんそく気味なので、健康面も心配です。
見た目は直っていても、においやカビの不安が残る場合、追加調査を求めることはできますか。
費用は誰が負担するものなのでしょうか。
不動産のプロ視点からのアドバイス
水漏れ後のカビの不安、お子様の体調も心配で大変お辛いですね。
結論:追加調査の要求は可能です
水漏れの補償は「原状回復(完全に元の状態に戻すこと)」が原則です。壁紙の表面が綺麗になっても、壁の中や天井裏に水分やカビが残っていれば修繕完了とは言えません。
費用は誰が負担する?
調査の結果、「水漏れが原因の内部のカビ」と証明されれば、調査費・追加の修繕費ともに原因者(上階の方やその保険)が負担するのが原則です。 ※ただし、まずは原因を特定するための調査費用を、ご自身で一時的に立て替える必要があるケースが多いです。
今後の進め方(3つのステップ)
1.専門業者による調査(証拠集め) まずはカビ専門業者や住宅診断士などの第三者に依頼し、内部の水分量やカビの有無を調べ、「調査報告書」を作成してもらいます。においの感覚だけでなく、客観的な証拠が不可欠です。
2.上階の方(保険会社)へ再交渉 調査報告書を提出し、「内部の被害が直っていない」という証拠をもとに追加対応を求めます。
3.ご自身の火災保険の確認 相手の対応が難航した場合に備え、ご自身が加入している火災保険(水濡れ補償など)が使えるかどうかも確認しておきましょう。
当事者同士で解決が難しい場合の相談先
話し合いが平行線になったら、専門機関を頼ってください。
住まいるダイヤル(国が指定する住宅専門の相談窓口) お住まいの自治体の無料法律相談
お子様の健康を守るためにも、まずは専門家に調査を依頼し、「確かな証拠」を確保してから交渉することをお勧めいたします。

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