売り出した途端、隣人から苦情・・・
2026.08.08
売り出した途端、隣人から苦情
実家マンションを売却中です。
売却をし始めてすぐに、隣の部屋の方から管理人さん経由で連絡があり、「内見のたびに知らない人が廊下を出入りして落ち着かない」「玄関前で話し込まれると迷惑」と言われました。
内見の期間くらい仕方ないじゃないかと思っているのですが、スルーしていると内見に来た人へ失礼な言動をされるのでは、と懸念しています。
揉めたまま売却するのも嫌ですし、こちらの事情を説明した手紙を管理人さん経由で渡して頂いたのですが、受取を拒否されたそうです。
スルーして良いでしょうか。その場合、現況を買主さん側に伝える必要はありますか?どこまで配慮する必要があるのか疑問です。
不動産のプロ視点からのアドバイス
実家マンションの売却中とのことで、ただでさえ気を遣う時期に隣人からの苦情、とてもご不安なお気持ちお察しします。
結論から申し上げますと、隣人への直接的なアプローチは避けつつ、買主や不動産会社には事実を正確に伝えることが重要です。
いただいた疑問点について、以下の通り簡潔にお答えします。
1. スルー(放置)して良いか?
隣人との直接の接触はスルー(回避)し、対応は不動産会社に任せましょう。
手紙の受け取りを拒否されている現状を見ると、お相手は感情的になっている可能性が高いです。これ以上ご自身で説明しようとするとトラブルが悪化する恐れがあるため、直接のやり取りは控えるのが賢明です。
2. 現況を買主側に伝える必要はあるか?
必ず伝える必要があります(告知義務)。
隣人から苦情が来ていることや、手紙の受け取りを拒否されたという事実は「ご近所トラブル」として扱われます。これを隠して売却すると、売却後に買主から「聞いていなかった」と契約解除や損害賠償を請求される大きなリスク(環境的瑕疵)となります。
3. どこまで配慮すべきか?(今後の対策)
ご自身で抱え込まず、仲介をお願いしている不動産会社の担当者にすべて事情を共有し、対策を練ってもらってください。
具体的には、不動産会社に以下のような配慮をお願いすると良いでしょう。
内見時のルールの徹底: 案内する営業マンに対し、「共用廊下では私語をせず、速やかに室内に入る」「玄関前で立ち話をしない」ことを徹底してもらう。
買主への適切な告知: 不動産会社の担当者から買主候補へ、「内見の出入りに関して少し神経質になっている隣人がいる」という事実を、客観的かつ適切に伝えてもらう。
ご自身で直接隣人を説得する必要はありませんが、買主へ隠し事をしないことが、後々の大きなトラブルを防ぐ一番の防衛策になります。

月別記事