「アコンカグア/アルゼンチン」

2022年08月09日

アコンカグア(Aconcagua)は、アンデス山脈にある南米大陸の最高峰標高は6,960.8m。またアジア以外での最高峰でもある。アルゼンチンとチリとの国境付近のアルゼンチン側にある。初登頂は、1897年(明治30年)1月スイス人ガイドのマティアス・ツールブリッゲンによるものである。1953年(昭和28年)1月早稲田大学遠征隊が日本人として初登頂を果たした。毎年3500人以上が入山する。およそ80パーセントがノーマルルートを登り、15パーセントがポーランド・トラバースルート(北東面から途中でノーマルルートに移る)を登る。この2つのルートは氷壁登攀等の高度な登山技術が必要とされないため、難易度は低いとされている。ただし高度順応に失敗したりビエント・ブランコ(白い嵐)と呼ばれるアンデス地方特有の悪天候に見舞われると行動困難に陥るため、実際の登頂成功率は入山者の3割ほどとされている。南壁を登るルートは技術的に難しい。  

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