「ラカポシ/パキスタン」

2022年09月06日

ラカポシは、パキスタン北部、カラコルム山脈西部にあるラカポシ山脈の主峰である。標高は 7,788 メートルであり、西北西から東南東 に走るカラコルム山脈の西端に近く、ギルギット川支流のフンザ川東岸に位置している。ラカポシは、古くは1892年のコンウェイをは じめとするカラコルムの先駆的探検家たちに注目されていた。本格的な登山は、1938年(昭和13年)に北西稜を登路として行われた が、約 6000 メートルに達したに過ぎなかった。1958年(昭和33年)6月、イギリスとパキスタンの合同登山隊が初登頂に成功し た。山名はこの地方の伝説上の人物にちなみ「ラカの物見台」を意味するといわれ、また「雲の首飾」の意のドゥマニ (Dumani) の名で 呼ばれることもある。

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